アンブロサスが新たに2つの産業に拡大


品質保証とサプライチェーン管理のための最先端のブロックチェーン-IoTプラットフォームとして、Ambrosus(アンブロサス)は自身を世界中の消費者たちの信用の拠点と位置づけています。企業のITシステムに対して簡単に適用できるAmbrosusネットワーク(AMB-NET、アンブネット)は、極めて多くの、かつ新しい管理技術によりサプライチェーンに革命をもたらすことを約束します。新しい管理技術とはすなわち、プライベートで安全なデータ保管、アプリ開発のためのプラットフォーム、毎月の支払い、サプライチェーン保険や、その他多くの技術のことです。

これまでAmbrosusの焦点と適用可能性は食品・薬品産業(それぞれ毎年約8.1兆ドル、1.1兆ドルの市場価値です)に対して多く置かれてきましたが、現在Ambrosusは視野を広げ、同様に重要であるコモディティ産業と電子機器産業に拡大しています。この記事ではAmbrosusがどのようにして、原則として事実上世界のどんなサプライチェーンに対しても適用可能であるかを説明します。それだけでなく、Ambrosusの将来の開発に照らし合わせてコモディティや電子機器を(サプライチェーン上で)追跡することには具体的にどんな意味があるのかを詳しく説明します。

商品をデジタル化する: アセットとイベント

コンピュータ・サイエンスの博士号や、サプライチェーン管理におけるバックグラウンドが無い多くの人たちにとって、Ambrosusネットワーク(AMB-NET)の土台となるシステムやツールの複雑さは分かりにくいものです。サプライチェーンにおける商品のデジタルな追跡可能性に関していえば、Ambrosusソリューションの範囲を理解することはより重要です。

明確にしておきますが、Ambrosusソリューションは特定の商品のデジタル記録を、「アセット」と「イベント」という形で開始します。一般的には、サプライチェーンにおいてある特定のタイプのセンサーによりある特定の状態を記録することが出来る全ての商品は、同様にAmbrosusブロックチェーンに記録出来ます。「アセット」と「イベント」は、実際の商品と実際のセンサーの読み込みを単純にデジタルに再現したものです。

より具体的に言えば、「アセット」はサプライチェーンにおけるモノをデジタル化したものを参照します。CPOのVlad Trifa博士によれば、
「Ambrosusにおけるアセットとは、サプライチェーンにおいて個別に特定されること、追跡されることが必要なあらゆる固有の物理的または論理的存在をデジタルに表現したものです。例えば40フィートのコンテナ、牛乳パックが詰まったパレット、6パックのビール、アスピリンの箱、hot wings sauceのバッチ、お客さんへの荷物、個々のワインボトルなど、あなたが想像出来るあらゆるものです。」

一方、「イベント」は特定のアセットに付属する情報のある一部分を参照します。Vlad Trifa博士によると、
「全てのイベントは次の情報を持ちます。いつ(タイムスタンプ)、どこ(場所)、誰(そのイベントを観測したユーザーまたはデバイス)、何(このイベントが紐づく単一または複数のアセット)が一般的に記録されますが、イベントにはもっとずっと多くのデータを加えることが出来ます。」

一例として、素晴らしいワインの輸送を想像してください。その会社の好みによりますが、「アセット」はワインが格納される箱か、もしそれがとても質の高いワインであれば、個々のボトルになるかもしれません。一方「イベント」は、そのワインがサプライチェーンを移動する際にさまざまなセンサーから読み取られる情報になるでしょう。ある「イベント」はそのワインに用いられたグレープの地理的な場所であるかもしれませんし、他のとあるイベントは移動過程における温度の監視情報かもしれません。3つめのイベントは、コルクが外されていないことや不正にいじられていないことを保証するための光の監視情報かもしれません。根本的に、様々なイベントがサプライチェーンを移動する単一のアセットに対して付加され得るということです。

しかしより重要なのは、このデジタル形式の表現の一般的な適用可能性です。つまり、サプライチェーン上のある種の固有な身分証明を持つ単一のものであれば、どんなものでも「アセット」として記録可能ということです。「アセット」が作られてから消費者に売られるまでの間、その「アセット」に付随するあらゆる単一の情報は、それが適切なセンサーによって該当するデータが送信される限り、「イベント」として記録することが出来ます。この観点から、食品と薬品がそのようなデジタル技術の主要な適用事例である一方、Ambrosusのソリューションの範囲には実際には限界が無いということがはっきりしてきます。ある会社が金属の部品を追跡する必要があっても、バレル単位の石油や香辛料の箱、ビールケース、蜂蜜のボトルであっても、Ambrosusのソリューションは効率的にそのようなサプライチェーンのニーズを満たすことが出来ます。しかもそれらの会社が求める、必要なプライバシーを維持しながらです。

コモディティと電子機器

全体論的なエンドツーエンドのサプライチェーンソリューションとして、Ambrosusは商品の信頼性や品質を証明する手段として、商品ができる限り多くの情報とともに最終消費者に届くことを保証します。柔軟性が競争優位性となる発展段階のビジネス環境において、Ambrosusは最近新たに2つの産業に手を伸ばしました。それらの産業もまた、重大な詐欺や偽造に苦しめられています。その産業とはコモディティと電子機器です。全てのサプライチェーンソリューションの中で独特なことに、Ambrosusだけが明確にそのような商品の信頼性を、それらの起源や品質グレードを追跡することによって保証しようとしてきました。

コモディティ

まずはじめに、コモディティは農業の形や家畜の一種として育てられたり、大地から金属として抽出されたりする自然生産物や物質として定義することが出来ます。歴史的には、コモディティは技術発展やエネルギー創出に必要不可欠でした。マッキンゼーの最近の報告によると、コモディティは需要増加と供給減少から、21世紀に価値が急上昇しました。とても変動しやすくはありますが、世界のコモディティ市場は5兆から6兆ドルほどと見積もられています。基本的な金属や主要な農業製品として、コモディティはしばしば世界最大の製造業者や産業の一部から買われ、使用されています。それらには軍隊、航空会社、宇宙・科学研究所、そして世界中の全ての種類の機器の製造業者が含まれます。同時に、農業コモディティや香辛料は、その多くが世界の特定地域でのみ見られたり1年の中でごく限られた気候で育つものであることから、特に需要が高いです。

もっと具体的に言うと、マッキンゼーによれば、様々なタイプのコモディティは4つの明確なカテゴリーに分類出来ます。

エネルギー

石油、石炭、ガス、ウラン

金属

鉄、銅、アルミニウム、スズ、ニッケル、銀、鉛、亜鉛、金、リン鉱石、塩化カリウム、プラチナ、タングステン

食料

ココア、コーヒー、茶、油、落花生、大豆、大麦、小麦、米、コーン、バナナ、オレンジ、牛肉、羊肉、豚肉、鶏肉、魚、エビ、砂糖

食料以外の農業原材料

タバコ、材木、綿、獣皮、ゴム、ウール、麻

重要なのは、この少量のリストはAmbrosusソリューションが適用可能である様々な商品や産業の一例にすぎないということです。カナダのメープルシロップからイランのベルーガキャビア、日本の式典用の抹茶まで、もっと多くのコモディティに対しても適用可能なのです。

将来のトレンドに関してです。都市化の進行が示唆するのは、現在コモディティを集めるのに使われている多くの肥沃な土地の内、最大3000万ヘクタールが将来失われるということです。結果として、コモディティ、特に食料や農業原材料に対する食品小売や消費者からの需要が徐々に高くなっていきます。この文脈の中で、Ambrosusがなりたいと切望するのは明確なエンドツーエンドのソリューションであり、それは自分たちのコモディティの起源や品質を示したがっている企業が最終的にビジネスの成長や開発のための革新的なソリューションとして見るものです。

電子機器

一方で、世界の電気・電子産業の中で電子部品やシステムの市場(約1兆ドルの市場価値)もまた偽造や詐欺にかなり苦しんでいます。これは毎年数千億ドルの損失につながっているだけでなく、飛行機、温度計、人工衛星など、重要な産業運営の失敗という人の命を驚異にさらすことにもなり得るのです。

2011年だけで、ある特定の電子伝導体の25%が偽造されていました。半導体だけにとどまらず、IHSのさらなる報告によると100種類の集積回路、受動素子、電気機械デバイス、その他部品もまた詐欺や偽造のリスクにさらされているとのことです。そのような市場は品質保証をとても必要としているでしょう。

Ambrosusは電気製造業者とともに、電子部品のサプライチェーン上での移動を追跡することによって積極的にこのトレンドを崩壊させようとしています。このやり方で、電子機器産業は詐欺を回避でき、品質保証の新たなスタンダードを土台に持つことになります。そこでは組成、地理的起源、サプライチェーンの履歴にアプリの単純な使用を通じてアクセス出来ます。その間にAmbrosusは柔軟にネットワークを拡大し、崩壊させるのに熟している全く新しい産業に拡大していきます。これはAmbrosusの成長や支持を増やすだけでなく、Ambrosusのエコシステムにとって明確な競争優位となるでしょう。

世界中の産業に合致するソリューション

結局のところ、Ambrosusソリューションのコモディティと電子機器産業への拡大は、Ambrosusエコシステムの拡大の明確な兆候です。食品や薬品にとどまらず、アセットとイベントというデジタル記録をもつAmbrosusネットワークの独特なデザインによって、世界のサプライチェーンにおける実質的にあらゆる商品や機械部品に対して、その全過程を監視・記録することが出来るのです。適用可能性範囲の拡大とともに、Ambrosusは自身を、何兆ドルものグローバル産業における未来のサプライチェーン管理と位置付けています。

もしあなたがAmbrosusが適用出来るかもしれない良い産業を知っていたり、非常に多く偽造されている商品に関連したバックグラウンドを持っているなら、遠慮なくAmbrosusチームに連絡して、Ambrosusがソリューションを提供出来る多くの方法について話し合いましょう!

Angel Versetti (CEO)
元記事
AMB-NET Applications in Commodities and Electronics Industries