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コミュニティQ&A:セッション4

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Ambrosus(アンブロサス)コミュニティの皆さん、早いものでこれで4回目のセッションとなります。今回は、日本からの関心が高まっていることについての皆さんからのご質問と、AMB-NETのコスト削減能力についてお話し致します。

AMB-NETブロックチェーン&IoTデバイスへの日本企業からの関心

質問1:最近の更新で、日本からの関心が高まっていることに言及されていました。彼らは特にどの部分に興味があるのでしょうか?またLCSタグは産業規模で生産されている唯一の製品でしょうか?それとも、他にも大量生産されている製品があるのでしょうか?

質問の最初の部分に対する回答ですが、Ambrosusが現在関わっている多数の日本企業の名前は残念ながら機密事項であり、現時点では明らかにすることはできません。しかしそれらのクライアントのそれぞれ異なる興味に関する情報は提供することができます。

クライアントの1企業世界中に約80社の子会社を持つ日本の冷凍食品のトップ企業の1つであるのこの製造会社は、コールドチェーンロジスティクスのためのAmbrosusソリューションに関心があります。この企業は複数の子会社を通じて事業を展開しており、世界中にシーフードやその他の食品を輸出しています。

Ambrosusがこの企業と設計をしているプロジェクトは、アジア内の特定のシーフード製品のエンドツーエンドのトレーサビリティに関連するものです。同時に、その企業はアジアと南アメリカ間の製品移動に関わるトレーサビリティプロジェクト、およびデータ管理を中心とした産業プロジェクトにも興味を示しています。この関係は、お互いに双方からの関心によって発展しています。

2つ目の日本企業は、情報技術機器およびサービスのプロバイダです。近年この企業は世界第4位のITサービスプロバイダと位置付けられました。Ambrosusビジネス開発チームとの現在の話し合いは、AmbrosusブロックチェーンとそのオープンソースSDKへアクセスして利用するためのAmbrosusテクノロジーライセンス取得に関する関心を中心に展開しており、IoTデバイスに広がる可能性もあります。

3つ目の日本企業は、他のソフトウェアプロバイダと協力しているIoTゲートウェイの製造業者です。この企業は現在、コールドチェーンロジスティクスへの拡大を目指しており、特にバイオ医薬品/臨床実験のユースケースに焦点を当てています。Ambrosusテクノロジーへの関心は、Ambrosusネットワーク、およびAmbrosusパートナーと共同で製造されたAmbrosus IoTデバイスの利用が中心となっています。

4つ目の企業は、ヨーロッパや北米向けの特定の農林水産物の輸出およびコンプライアンス基準を管理するための一連のエンドツーエンドのトレーサビリティソリューションに関心を持っています。これらのソリューションではAmbrosusネットワークを利用するでしょうけれども、Ambrosus IoTデバイスが必要かどうかを判断するには更に詳しい情報を収集する必要があります。

全体として、その他の企業との関係もまたつちかわれていますが、現在行われている議論から一般的に言えることは、多くの日本企業は現在、製品の安全性と信頼性を保証できる安全性の高いブロックチェーンとIoTソリューションを探しているということです。他のクライアントからの紹介と、この分野の先駆者としての評判に基づいてAmbrosusに声が掛かりました。

現在生産中の様々なIoTソリューションに関して、L1 センサープラットフォームもまた生産中のIoTデバイスの1つです。これらのIoTソリューションの目的は、スケーラブルなブロックチェーンであるAMB-NETの価値提案(バリュープロポジション)を補完することです。業界でのAMB-NETの迅速な採用を促進するために、パッケージの一部として企業にそれらを提供することが出来ます。これらのセンサーは、以下の点で非常に優れています。1) 他の「既成品」の装置と互換性があり、信じられないくらい広範囲に渡る種類のデータを収集できます。2)パッケージや容器に統合することができます。3)メッシュネットワーク内のパレットに組み込むことも、特定の手順で固定することもできます。今後数週間のうちに、Ambrosus Gatewayだけでなく、L1マルチセンシングプラットフォームの機能に関する詳しい情報が発表される予定です。

ブロックチェーンとIoTでコスト削減できる具体例

質問2:プロセスについて出来る限りの詳細を織り交ぜながら、コストを削減するためにAMB-NETを使用している企業の最も良い例を聞かせて頂けますか?私たちはAmbrosusがどのように製品に価値を付加できるかについては多くのことを知っていますが、企業の間接費削減にそれがどのように役立つのかについてはあまり知識がありません。

これはとても良い質問で、包括的な回答に値するものです。AMB-NETを使用して特定の企業、または企業のネットワーク内でコストを削減して効率を向上させることにおいては、次の分野の産業プロジェクトが最も一般的です:1) AMB-NETAmbrosus IoTデバイス(またはタグ)を併用した、データの整合性のための情報のデジタル化 2)保険関連のデータ管理 3)製品のリコール管理 

先ず最初に1から見ていきましょう:情報のデジタル化Ambrosusがこれらのタイプのクライアントに提供する重要な価値のソースはデータの整合性です。対象となる企業は通常、製品やプロセスに偽造がない事を確実にするために事前に時間とお金を費やす必要があり、逆に、出荷物が紛失したとき、特定の製品の入れ替えが発生したとき、またはプロセスのどこかで問題が起こり在庫が本来あるべきレベルに達していないときに、リソースを消費する必要があります。

AMB-NETの(そして必然的にAmbrosus IoTデバイスの)価値は、これらの企業に対して製品やプロセスが最適に機能していることを保証できる(彼らが現在できる以上に)安全性の高い手段を提供することです。この分野のユースケースは、コア・コモディティ(コーヒー、バニラ、紅茶、石油やガス、肉など)から産業用組み立てラインに至るまで多岐にわたります。特にコモディティに関しては、希薄化、製品の入れ替え、および出荷物の紛失に関する大きな懸念があります。これは、該当企業とそのコモディティに関連する金融市場の両方に当てはまります。企業は、どこで誰が自社製品と関わったかを追跡するためのエンドツーエンドの情報管理システムを備えていれば経費を節約することができます。ブロックチェーンは整合性を保証するためにこの情報全てに「スタンプ」をするため、ソリューションの基盤となります。

2つ目、保険関連のデータ管理:これは以前の企業がそれ無しでしなければならなかったことへ価値を与えるケースです。この分野のユースケースは数多くあり、ブロックチェーンベースのデータ検証が実際に多額の費用を節約できる(また以前はできなかった請求をするのに役立つ)ことを発見する企業が増えるにしたがって増加することが予想されます。デリケートな製品を出荷するための以下のシナリオを考えてみましょう:光にあてると損傷してしまう製品Pがあります。生産者Tは運送会社Sと協力して製品Pを太平洋を横断して輸出します。この間、容器が不正にいじられ、製品Pは長時間光にさらされます。AmbrosusのIoTやブロックチェーンがなければ生産者Tは気が付かないままか、または製品の到着時か検査時に、プロセスのどこかで何かが起こったという不幸なニュースを聞かされることになるでしょう。AmbrosusのIoTとブロックチェーンを使用すれば生産者Tは保険会社に対し、タイムスタンプ、露光データ、およびこれらのイベントが発生した場所の地理的位置情報と共に請求を行うことができます。生産者Tは損傷した製品Pについての請求が可能となることでお金を節約できます。保険に関しては他のシナリオもありますが、おそらくこれが最も分かり易い例でしょう。

最後の3つ目、製品のリコール管理:リコールは予想が困難で、殆ど発生しない時もあり、見逃されがちな分野です。ここでの価値は二通りあります。該当企業が特定の製品のリコールを要求されても、彼らは誰と何処にその製品があったかのデータの足跡(保証付き)を保持しています。これは現状よりも効率的かつ体系的な方法で、企業が損傷した製品をプロセスに戻すための時間と費用を節約できることを意味します。文脈上、平均的なリコールには、非物質的な効果や評判の低下を考慮する前の段階で1,000万ドルの費用が掛かります。この意味でブロックチェーンベースのコスト削減には多くの余地があります。

第二の価値提案は、製品を特にリコールする必要はないけれども、業界内で発生したリコールの影響を受ける企業についてです。大腸菌の発生は分かり易い例でしょう:米国南西部のある地域からのレタスをリコールする必要があり、消費者や小売業者が保有しているレタスがその地域からのものではないという証拠がないために全てを敬遠し、ロメイン・レタス業界全体が被害を受けます。ブロックチェーンベースの管理システムを導入している企業は、広く業界全体にわたる出来事に関わっていないことを検証する安全なデータの足跡を持つ事で、大量の自社製品の損失を回避することができます。

多くの場合、企業はコストを削減すると同時に製品に価値を付加できることに対して価値を見出します。このため、ブロックチェーンは汎用テクノロジーと呼ばれることがよくあります。正しく使用すると、複数の方法で、同時に、費用対効果に優れたかたちで企業に役立ちます。

元記事: Community Q&A: Session 4

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